ケーキ屋さんに行くとモンブランには黄色いものと茶色いもの2種類がありますよね。その違い、気になってはいませんか?
今回は黄色と茶色いモンブランの違いについて詳しく紹介します。
モンブランとは?
モンブランとは元々、フランスやイタリアのアルプス山脈に近い地域で生まれた家庭のお菓子が始まりです。
甘く煮た栗を潰し、生クリームを添えた素朴なデザートが、パティスリーなどの手によって洗練され、現在のモンブランが誕生しました。
フランス式のモンブランはサクサクのメレンゲの上にホイップクリームを高く絞り、茶色いマロンペーストで縁取りをします。
一方のイタリア式モンブランはケーキ生地の上に茶色いマロンペーストを置き、生クリームを山のような形に盛りつけます。
モンブランが茶色い理由は?
モンブランが茶色いのは栗の渋皮ごと煮て、ペーストを作っているからです。市販のペーストもあり、そこに生クリームなどを加えて、丁度いい緩さにしてからケーキに絞ります。
オススメのお取り寄せできる茶色モンブラン
お菓子屋レニエ「中津川モンブラン」
お菓子屋レニエは愛知県にあるパティスリーで、中津川産の和栗を使ったモンブランでお取り寄せ界隈では有名なお店です。
栗の味がしっかりと感じられとてもおいしく、栗好きは是非堪能してほしいです。
詳しい感想は以下のレビューにて確認できます。
www.sweets.sakuramechocolate.com
しまんと地栗ストア「ぷるみに」
四万十産の大きな和栗を使って作ったモンブランです。こちらも栗の味がとても濃くて、おいしかったです。
更に詳しいレビューは以下の記事から読めます。
www.sweets.sakuramechocolate.com
黄色いモンブランの材料や歴史
黄色いモンブランは日本生まれのケーキで、それ以外の国では茶色いモンブランが標準。黄色い理由は渋皮煮の代わりに栗の甘露煮で作っているからです。
最初に作ったのは東京にあるモンブランというケーキ店だとされ、このお店が日本人に馴染みやすいように、栗の甘露煮を使ったモンブランを売り出しました。
引用・店舗限定商品 - MONT-BLANC 東京自由が丘モンブラン
ただ、別の説もあり渋皮のペーストが手に入らなかったので、甘露煮で代用したという話もあります。
栗の甘露煮は黄色の染料であるクチナシで煮ることで鮮やかな黄色に仕上がります。個人の感想ですが、茶色いモンブランよりも甘さも強い気がします。
自分好みのモンブランを見つけよう!
茶色いモンブランも黄色いモンブランもどちらもとてもおいしいですが、やはり自分好みのモンブランが一番です。
ぜひ、自分好みのモンブランを見つけて楽しみましょう。